
フェイスラインと肌の再生を目的とした Sculptra(スカルプトラ)の施術について
はじめに
年齢を重ねると自然にコラーゲンが減り、お顔を支える土台が弱まります。その影響はお顔の輪郭、とくにフェイスラインのくっきりとした線に現れやすくなります。
こうしたお悩みに対する美容施術にはさまざまなものがありますが、 Sculptra は、物理的にボリュームを埋めるのではなく、体そのものの組織にはたらきかけることに重きを置いた方法として用いられています。
ここでは、肌の再生とフェイスラインの輪郭づくりを目的として Sculptra を用いる場合の、施術の内容、しくみ、手順についてご説明します。
1. どのような施術か
Sculptra は注入用の医療機器で、主成分は ポリ-L-乳酸(PLLA)。
ヒアルロン酸のように物理的に埋めるフィラーではなく、コラーゲンの生成をうながす製剤としてはたらきます。
生体適合性があり体内で分解される素材で、ご自身のコラーゲンがつくられるようにうながし、肌のハリと輪郭を整えることをめざします。
2. 作用のしくみ
この施術は、「ネオコラーゲネシス(新しいコラーゲンの生成)」と呼ばれる体の反応を利用します。
- 注入: PLLA の懸濁液を、フェイスラインなど目的の部位の深い真皮層または皮下層に注入します。
- 吸収: 注射用水の成分は数日のうちに体に吸収され、PLLA の微粒子が組織のなかに残ります。
- 刺激: 残った粒子が、コラーゲンをつくる結合組織の細胞(線維芽細胞)を刺激します。
- 再生: 数週間から数か月かけて、粒子のまわりに新しいコラーゲン線維がつくられていきます。
- 土台の支え: 新しくつくられたコラーゲンの網目が肌の土台を補強し、弾力とフェイスラインの輪郭を整えます。
3. 施術の流れ
- 溶解(準備): 施術前に PLLA の粉末を注射用水と混ぜ、液状の懸濁液をつくります。
- デザインとマーキング: 医師がお顔の構造を確認し、フェイスラインなど土台の支えが必要な部分を中心に、注入する位置へ印をつけます。
- 注入: 滅菌済みの針、またはブラントカニューレを用いて、目的の深さに注入します。
- 施術直後のマッサージ: PLLA の粒子が均一に広がり、一か所にかたよらないよう、その場でマッサージを行います。
4. しくみの比較
韓国の美容クリニックでは、肌の再生にさまざまな方法が用いられています。フェイスラインと肌の改善という文脈でよく挙がる施術について、しくみの違いをまとめます。
- Sculptra(PLLA):
- しくみ: 化学的なはたらきで、新しいコラーゲンの生成をうながします。
- はたらき: 少しずつボリュームを取り戻し、土台のハリを整えます。
- 肌再生の施術:
- しくみ: ご自身の血液の成分(幹細胞・成長因子)を用います。
- はたらき: 細胞を活性化し、組織の修復をうながします。
- Thermage FLX(サーマクール FLX):
- しくみ: モノポーラ高周波(RF)の熱を用います。
- はたらき: もともとあるコラーゲン線維を変性させ、引き締めをうながします。
5. 施術後のケア
- 5-5-5 マッサージのルール: しこり(結節)ができるリスクを抑えるため、施術を受けた部分を1回5分、1日5回、5日間マッサージしていただくのが一般的です。
- 熱を避ける: 施術後の赤みや腫れが落ち着くまでは、サウナやスチームルームなど高温の場所はお控えください。
- 紫外線対策: コラーゲンがつくられていく期間は肌の状態を保つため、紫外線対策をおすすめします。

【医療に関するご注意】 このウェブサイトの内容は情報提供を目的としたものであり、専門的な医療上の助言に代わるものではありません。効果の現れ方には、肌の状態や体質によって個人差があります。施術後には赤み・腫れ・内出血などの副作用が生じる場合があります。正確な診断については、担当の医療チームにご相談ください。
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?https://enyaanclinic.com/sculptra/
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