Yaan Clinic · ソウル(韓国)
施術ガイド · レーザーとリサーフェシング韓国でのピコレーザー
選び方の基準をひととおり
ピコレーザーは、韓国で幅広い肌のお悩みに使われています。ご自身に合うかどうかを実際に決めている条件と、現実的なコースの目安をご説明します。
ピコレーザーが自分に合うかどうかは、何で決まりますか? 対象となるお悩み(色素沈着・肌トーン・キメ・タトゥーのインク)、肌の色、そして許容できるダウンタイムが主な基準です。ピコレーザーはピコ秒の照射で熱の負担が少なく、さまざまなお悩みに使いやすい選択肢です。通常は2〜4週の間隔で3〜6回のコースになります。
ピコレーザーが
実際にしていること
ピコレーザーは、ピコ秒 ― 1兆分の1秒 ― という極めて短いパルスでエネルギーを届けます。従来のQスイッチレーザーが使うナノ秒のパルスより、けた違いに短い時間です。この超短パルスは色素の粒子に対して光音響的な「砕く」作用をより強く生み、周囲の組織に伝わる熱は熱作用型のレーザーより少なくなります。実際、この熱の少ないしくみがあるからこそ、色素沈着・肌トーン・キメ、さらにはタトゥーのインク除去まで幅広く使えます。タトゥーについては 韓国のタトゥー除去ガイドをご覧ください。
ピコレーザーは決まったひとつの施術ではなく技術のカテゴリーです。そのため実際の結果は、そのお悩みに対してクリニックがどの基準で波長・出力・照射スポットの大きさを選ぶかに大きく左右されます。まったく違う目的で「ピコレーザー」を受けるお二人 ― 一方は肝斑、もう一方は肌トーンの明るさ ― では、同じ機器でも設定がはっきり異なります。
色素沈着で、熱の少なさがいちばん効いてくる理由
熱を使うレーザーは、特に肝斑の出やすい肌や色の濃い肌で、色素が戻る反応を招くことがあります。熱そのものがメラノサイトの働きを刺激しうるためです。ピコレーザーの光音響的なしくみは、熱の作用に頼る度合いが小さく、色素の粒子を物理的に壊すことを主とするため、このリスクを抑えられます。従来の熱作用型レーザーより、肝斑や肌トーンのお悩みで最初の選択肢とされることが多いのはこのためです。ただし、どの色素沈着にも自動的に正解というわけではありません。
ピコレーザーが
向いている方
色素沈着・日光性のシミ
肝斑、日光性のシミ、そばかす型の色素沈着をお持ちの方は、もっとも多く、また反応も出やすい対象です。
肌トーンのムラと軽いキメの乱れ
ひとつの部位というより、全体の明るさとキメの滑らかさを求めていらっしゃる方。
色の濃い肌で、熱の少ない選択肢をお探しの方
熱の負担が小さいため、メラニンの多い肌でも比較的始めやすい選択肢です。
タトゥーのインク除去をお考えの方
同じピコ秒のしくみを、肌の色素ではなくインクに合わせた設定で用います。
向かないケース:深い瘢痕やはっきりしたたるみ
深いニキビ跡や肌のたるみのお悩みは、まったく別のカテゴリーの機器で対応するほうが適しています。
年齢そのものは、ピコレーザーが向くかどうかの判断材料としてはあまり意味を持ちません。大切なのは年代ではなく、いま出ている色素やキメの状態です。日焼けでそばかすが出た20代の方も、加齢による日光性のシミがある50代の方も、どちらも良い対象になりえます。一方で、年齢にかかわらず深いキメの瘢痕やはっきりしたたるみのある方は、別の方法のほうが向いています。だからこそ、一般的な年齢の目安より、次にご説明するお悩み別の見極めのほうが重みを持ちます。
カウンセリングと
施術の流れ
お悩みの見極め
医師が対象 ― 色素沈着・肌トーン・キメ・インク ― を特定し、肌の色を確認したうえで設定を選びます。
波長と設定の選択
効果と安全性のつり合いをとるため、出力・波長・照射スポットの大きさを対象と肌の色に合わせて調整します。
施術
対象部位にピコレーザーを照射します。感じ方は、軽く弾かれるような感覚だとおっしゃる方がほとんどです。
アフターケアと施術間隔
施術と施術のあいだは紫外線対策が大切です。間隔はプロトコルによりますが、通常2〜4週です。
設定を強くすれば早く結果が出るのではないか、というご質問をよくいただきます。色素沈着に関しては、回数を分けて控えめに進める方法をとるクリニックがほとんどです。1回で出力を上げすぎると、色素の戻りや炎症後色素沈着のリスクが高まるためです。熱の少ないしくみは、そもそもそのリスクを抑えるためのものです。
「メンテナンス」としてのピコレーザーと、ひととおりのコースの違いも知っておく価値があります。初回のコースを終えたあと、そのつど新しいコースを始めるのではなく、日々の紫外線の影響を抑えたり肌トーンの均一さを保ったりするために、ときどき単発で受け続ける方が多くいらっしゃいます。このメンテナンスは、初回のプロトコルより弱めの設定で行うのが一般的です。
顔のピコレーザー1回にかかる時間は、施術部位と設定にもよりますが、通常15〜30分です。麻酔クリームを使う場合は施術のおよそ20〜30分前に塗るため、準備を含めた来院時間は合計45分〜1時間ほどになります。色素沈着向けの設定ではダウンタイムがほとんどないため、昼休みや予定の合間にご予約される方も多くいらっしゃいます。ただし、タトゥーのインクを対象とする場合や強めの設定では、その後の数日に見える赤みや細かいかさぶたを見込んで予定を組む必要があります。
結果と
経過の目安
軽い赤みが出ます。プロトコルによっては点状の細かいかさぶたができ、1週間ほどで落ち着きます。
明るさが出はじめ、色素沈着がやわらぐのが見えてきます。
コースが進むにつれ、肌トーンの均一さとキメの変化がよりはっきりしてきます。
結果を保ち、色素沈着が戻るのを防ぐには、紫外線対策を続けることが欠かせません。
ソウルで受けることを前提に、この全体的なピコレーザーの解説と地域別のガイドを見比べたい方は、 ソウルのピコレーザーガイド をご覧ください。同じ技術を、Yaan Clinic での色素沈着と肌トーンの結果に絞ってまとめています。
見落とされがちな基準のひとつが、その色素沈着が治療前の時点でレーザーにどう反応すると見込まれるか、という点です。日焼けによる色素沈着(日光性のシミ、そばかす)は反応が読みやすく、コースを通じて少しずつ薄くなっていきます。一方、ホルモンが関わる肝斑は強い設定に敏感で、出力が高すぎると一時的に濃くなることがあります。だからこそ肝斑のケースは控えめな設定から始め、肌の反応を見ながら少しずつ調整します。色素沈着の種類にかかわらず決まったプロトコルをあてはめる進め方はとりません。
関連するレーザーと
色素沈着の選択肢
このカテゴリーの中で、特定のブランドのピコ秒レーザーについては 韓国の Picosure レーザーをご覧ください。機器のカテゴリーではなく色素沈着そのものがいちばんのお悩みという方は、 韓国の色素沈着治療ガイド もあわせてご覧ください。ピコレーザーに限らない、より広い比較をまとめています。
はっきりお伝えしておくと、「ピコレーザー」は技術のカテゴリーであって、ひとつのブランド機器の名前ではありません。クリニックによって使うピコ機器は異なりますが、土台にあるピコ秒のしくみはおおむね共通です。結果を左右するのは機器に書かれたブランド名より、お悩みに対する医師の見極めと設定の選び方です。地域から調べたい方は上のソウル版ガイドを、ブランドで比べたい方は韓国の Picosure レーザーのページをご覧ください。
ピコレーザーと、レーザー以外の色素沈着へのアプローチを比べていらっしゃる方には、そもそもすべての色素沈着が光のエネルギーに最もよく反応するわけではない、という点を知っておいていただくと役立ちます。浅い色素沈着や全体のくすみは、外用薬やピーリングでも同じくらい応えることがあり、時間も費用もずっと少なくて済みます。レーザーがどんな場合でも優れていると決めてかかるのではなく、施術を予約する前にこうした点を明らかにするのが、本来のカウンセリングの役割です。
よくある
ご質問
ピコレーザーが適しているかどうかは、どんな基準で決まりますか?
対象となるお悩み(色素沈着・肌トーン・キメ・タトゥーのインク)、肌の色、そしてどのくらいのダウンタイムなら受け入れられるか。これらが、ピコレーザーを使うかどうか、どの設定にするかを医師が判断する主な基準です。
ピコレーザーはほかの色素沈着治療より優れていますか?
どんな場合にも優れている、というものではありません。ピコレーザーの利点は熱の少ないしくみで色素の戻りのリスクを抑えられる点ですが、色素沈着の種類と深さによっては、ほかの治療のほうが適していることもあります。
ひととおりのコースで、ピコレーザーは何回くらい必要ですか?
色素沈着や肌トーンのコースでは、2〜4週の間隔で3〜6回が一般的です。ただし正確な回数は、お悩みの程度と肌の反応によって変わります。
ピコレーザーはほかの施術と併用できますか?
はい。作用するしくみも届く層も異なるため、引き締め系の機器など、別のお悩みに向けた施術と組み合わせることがよくあります。
ピコレーザーを受けるクリニックは、何を見て選べばよいですか?
施術の前にお悩みと肌の色を医師が確認すること、使用する機器と設定について率直な説明があること、回数の見通しが現実的であること。この3点をご確認ください。一人ひとりの見極めをせずに、どの肌質でも同じ結果になるとうたうクリニックは避けてください。
ピコレーザーについて
ご質問がありますか
ご自身の肌のお悩みに、どのピコレーザーの進め方と設定が合うのか。Yaan Clinic に直接ご相談ください。
監修:Dr. Wontak Choi — 美容医療専門医、Yaan Clinic(ソウル・江南)。
ピコレーザーがご自身の肌のお悩みに合うか気になりますか。Yaan Clinic のカウンセリングをご予約ください。


